ソラノイエ 農村滞在型の宿 岐阜県下呂市でファームステイ【farm stay】

岐阜県下呂市の農村滞在型の宿(ゲストハウス)【ソラノイエ】でファームステイ【farm stay】

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TEL 0576-20-4093
〒509-2423 岐阜県下呂市蛇之尾1345

ソラノイエ便り

農村暮らしの近況報告

2020年、今年もよろしくお願いします。

:2020年1月24日

一月ももう半分が過ぎてしまいましたが、みなさま良いお正月を過ごされましたか?

私は、実家と下呂を行ったり来たりしながら年末年始を過ごしました。
今年やりたいことをまとめながら、順番をつけることがなかなか難しくてグルグルと未だに考えているところです。

さて、下呂のお正月には昔ながらの風習が残っていて、この時期に地域の人とお正月の習わしを聞くのがとっても面白いので少しご紹介♪

昔はお正月が来ることによって1つ歳をとるというものだったということで、大晦日に家族でご馳走を食べることを『年取り』と呼んでいるそうです。このご馳走にあたるのがお節なんだとか。なので、お節は大晦日に食べるというのが下呂の伝統です。

そして、1日の朝に家主が井戸の水を汲みに行ってお茶を沸かし、柿・栗・豆を食べるそうです。
この風習は「歯固め」と呼ばれていて、「まめ (健康)でくりくり(元気に)、(幸福を)かきとるようにと唱えながら食べます。その後お雑煮をいただく。細かくは下呂の地域別にも違ってくるらしいですが、こうした風習を大切にしていることがとても素晴らしい!と、話を聞きながらいつも感動してしまいます。

また、お正月は15日まで続くとされていて、「6日年取り」「7日正月」「14日年取り」「15日正月」と昔から食べるものや習わしがあります。15日になるとお正月も終わりで、「どんと焼き」と呼ばれるお正月飾りやお供えやお守りなどを焼きます。
ソラノイエのある蛇之尾という地域でも、15日の朝は蛇之尾白山神社にてどんと焼きが行われ、私も自分でつくったしめ飾りを火の中に入れます。こうした最終段階を考えても、お正月飾りは自然素材で作るって大事ですよね。

15日も過ぎてお正月気分も終わり、雪が降って積もって溶けないという日々のはずですが、今年はまったく雪がない。
怖いくらいないし、奇妙なくらい暖かいので外作業もできてしまうのはありがたいけれど、水不足や今後の気候はどうなるのかなぁと思ってしまいます。冬らしさ、春夏秋冬らしさ、飛騨らしさ、田舎らしさ、そういったこの地域の個性は失いたくないなぁと。
そのためにできること、を考えていきたいと思います。

現在、ソラノイエは冬季休業期間とさせていただいています。(2月29日まで)
2020年の営業をどのように行なっていくかをしっかり固めるための充電期間とさせていただきますので、みなさまお楽しみに♪そしてより暖かくオープンができるよう、ついに「あるもの」を導入するので、是非そちらもご期待を!!

では、またここで皆さんとお会いできる日を楽しみにしています。

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