ソラノイエ 農村滞在型の宿 岐阜県下呂市でファームステイ【farm stay】

岐阜県下呂市の農村滞在型の宿(ゲストハウス)【ソラノイエ】でファームステイ【farm stay】

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〒509-2423 岐阜県下呂市蛇之尾1345

ソラノイエ便り

農村暮らしの近況報告

私の下呂移住物語Vol.4~ニンビン編〜

:2020年1月26日

2013年の1月。

オーストラリアの夏が始まる季節に、私はようやく慣れてきたメルボルンを離れて、バイロンベイから30分くらいのところにあるニンビンという街に「パーマカルチャーデザインコース」を受けるためやってきた。

ニンビンというと、ヒッピーの街だということは事前に調べていたけれど、怖さや怪しさよりも、自由な街の空気感、お金に依存せず生きているひとたちの空気感にカルチャーショックを受けることになった。

さて、パーマカルチャーデザインコース(以下PDC)って何?という方も多いと思うので、まずは簡単に「パーマカルチャー」(以下PC)について書きたい・・・と思うけれど、いろんな人が詳しく書いているので、まずはリンクを見てもらって省略(笑)

(また後日PDCや私にとってのパーマカルチャーについて詳しく書きたいと思う)

http://pccj.jp/(パーマカルチャーセンタージャパン)

田舎や農業がベースかと思われがちがけど、都会での活動も活発に行われいる。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/44170 (2019年に私が日本でPDCを受講した時の素晴らしい講師、ソーヤ海さんの記事)

PDCで学ぶことは、主にパーマカルチャーの倫理や概念を理解し、それを通して暮らし、地域、まちをどうデザインしていくか、ということ。私たちの命が、いつも自然と関わり合っているということを再確認ししっかり意識をすること。
これをコースを通して体感する時間ではないかなと思う。

私は、ニンビンにあるジャンバンガーデン(https://permaculture.com.au)で2週間のプログラムと、その後1週間の追加の講習を受けた。森の中に、何棟かの家とキャビン、講堂、キッチンがあり、広大な敷地の中には、鶏や豚がいて、畑があり、池や川、果樹園や竹林があった。

泊まるのは古い電車を改修したようなキャビンの二段ベット。ドキドキしながら荷物をキャビンに入れて、初日を迎える。

憩いの場。ピザ窯かわいい!

受講生の中には、私の他にもオーストラリア人でない人もいたが、英語がままならないのは私だけ。それでも「日本語わからないけどサポートしますよ」と講師の方がいってくれたことは今でも覚えている。

受講生の経歴もまちまちで、これから家と土地を買って、オフグリットな生活をしたいと思っている人、すでに自分で土地を持っている人、パーマカルチャーの概念や暮らし方を学びたいという人、いろいろだった。

この時の私は自分が土地を持つなんてありえないだろうと思っていたから、自分より若い女の子が土地を持っていると聞いて、そんなことをする人がいるんだなーと思っていた。

授業の様子はこんなふう。

最高の教室。
等高線を測定する。水の流れを知るためにはとても重要。

コンポストを熱く語る髭の講師。

たまにカンガルーも講義を受けに。

デザインをする実習。片手にはビールだけど、オーストラリアでは水のようなもの。
日本の梨!

パーマカルチャーの概念を学び、それを暮らしに活かすノウハウを学ぶことは、最高に刺激的でワクワクすることしかなかった。自分のこれまでの生活は、どれまで人任せだったのか、何も知らなかったことに気づかされた。
生きていくのに必要な、空気、水、食べ物、エネルギー、住居や衣服、今までそれらは誰かが作ってくれていた。大量生産、大量消費で起こる弊害、グローバル化によって見えなくなるローカルの個性。受け身の暮らししかしていなかったし、当たり前にあるものだと思い込んでいた。

ある時、人間に与えられた他の動物と違うものはなんだと思う?と講師に聞かれた。
それは「知能」。「創造すること」。
その能力を使って自然と共生する暮らしを作っていこうというところに、これからの人生への閃きを感じた。

朝、それぞれが今日の暮らしの役割をする。

具体的な手法や考え方を知っていくことで、これからは自分で暮らしを創っていく人になりたいと思うようになった。自然そのものがもっているエネルギーに感動し、自然が晴らしい治癒力や調整力をもっていることに驚かされ、それを活かすも殺すも人間次第で、創造することで暮らしがさらに自然と共に成り立ち、面白くできる、それが何よりワクワクした。

そのほかにもインスパイアされたことがあった。参加者の自由な気質。なんというかなんでもあり!なにしたい?なにする?私たちはFreedom!って感じだった。
これまで結構優等生的(?)に生きてきた私にとって、この雰囲気での生活はかなり別世界に突入した感があった。

自然の一部になって生きる、歌う、踊る、遊ぶ、笑う。一人一人が自分の感じるままに行動する、それは日本にいるときにはできなかった(できないと思い込んでいた)ことだった。

授業の最初と最後には、地球儀のビーチボールをバトンにして、今の気持ちや自分の想いを話し、たとえ英語がめちゃくちゃであっても私の話もみんながきちんと聞いてくれた。地球を手にしながら、毎日それぞれが、「I’m greatful for…. 」から始まることを話した。小さなこともかけがえのない奇跡で、それは素晴らしい命を感じる温かい時間だった。

そんな中、コースの終了も近づき、自分はこの後どうするのかということを考え始めた。この暮らし方をしっかり自分の指針にしたい、自分の体や心に染み込ませたい、その思いが強くなり、このまま一年のワーホリを終えて日本に帰ることが怖くなった。帰ったら、簡単に一年前と同じ自分に戻ってしまうような気がして、「その考え方は素敵だけど、実際には難しいよね」と言いながら生きるような気がして、それはしたくない!と思った。

そうして、コース中に次の滞在先は、パーマカルチャーを勉強できる場所でホームステイしようと決め、先進地として知られている「クリスタルウォーターズ」にWWOOFという仕組みを使って滞在できる場所を探した。

そこで2週間ほど暮らしてみることにした。
と、同時に、日本に帰国することはやめて、ニュージランドでさらに一年間、パーマカルチャーを学ぶためのワーホリをすることに決めた。

ということで次回はクリスタルウォーターズからニュージーランドへ、の回です♪
お楽しみに!

 ニンビンの夜☆
みんなありがとう。そして旅へ!

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