ソラノイエ 農村滞在型の宿 岐阜県下呂市でファームステイ【farm stay】

岐阜県下呂市の農村滞在型の宿(ゲストハウス)【ソラノイエ】でファームステイ【farm stay】

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TEL 0576-20-4093
〒509-2423 岐阜県下呂市蛇之尾1345

ソラノイエ便り

農村暮らしの近況報告

今年もよろしくお願いします!

:2021年1月11日

さて、現在は2021年1月。

2020年は終わってしまった。終わってみると何をしていたんだっけと思うくらい、コロナのことしか浮かばない。新しい生活様式、3蜜、とか、これまでは聞いた事がなかった言葉が当たり前になって、人と人の間にはビニールが設けられたり、ちょっと感染が治ったと思えばGo to で盛り上がり、また感染拡大してストップしたり。宿とその他の仕事(広告やデザイン、情報発信に関わるお仕事もしてます)も影響を受けて、オンラインのう打合せやイベントもオンラインですることになったし、宿にお客さんが来ないならその間に出来ることをしないと、と思って、使ってないスペースを改修しはじめたり。時代が変わっていくのを感じて転換し、いくつかの新しいことをはじめるとなると、まず勉強したり試したり、試行錯誤も必要で、結果、いっぱいいっぱいな2020年になってしまった。

以前友人に、やることリストではなく、やらないことリストをつくったほうがいいよ、と言われたことを思い出し、まさに今年はそれを実践したいと思っているところである。

そんな中で、2020年の賜物としては、業務用キッチンができたこと。正確に言えばパン作りができる小さな工房。米農家ではあるけれど、実は小麦も育てていて、パンが大好き。本当は、以前から地域に農産物を加工できる施設があるといいよなぁとずっと思っていたけど、まちづくりとしてやろうとすると毎回「でもさ、、、。」という周りの意見に意気消沈してしまって、自分でやるしかないよね、となった。今回の改修は、水周りと電気ガス以外は材料はあるものでやるというのがテーマで、地域の人に手伝ってもらいながら大工仕事もやった。ソラノイエを作った時に残ったタイルとか古い建具や壁の材料とか塗料を使ったり、隣の空き家から材料をもらったりしながらなんとか完成した。あとはその横の小さなスペースにミニバーを春までに完成させて、飲食もできるようにと思ってはいるけど、この情勢でどうなんだろうか、、という気持ちと、いやコロナ後を考えようという気持ちとの間にいる。ちなみに資金は、持続化給付金せっかくいただいたので、と思い、事業持続に投資だ!と思って投入してしまったので、日々の資金繰りが危ぶまれているところ。まぁなんにしても工房は完成したので、パン作りを楽しみたい。今は試作を繰り返し、地域に完成度としてはまだまだなパンを配る日々。(がんばって成長します!)春になったら畑で採れたものでジャムをつくったり、ペーストをつくってみたい。ちゃんと料理をすることや、自然のものをきちんと利用することって、最高の自然への感謝表現なのだと、本で読み、やはりそんな暮らしかたに憧れてしまう。昨年末は忙しさから満足に料理もせず、秋の味覚も後手後手に回ってしまったことが悔やまれ、(一番は大豆が何者かに食べられた!)今年こそ料理や田畑、食べることにじっくり向き合うぞと、2021年の初心をここに表明しておきたいと思う。

またやりたいことばかりを書いてしまったけれど、好きな時間を自ら奪うことをやらない、というのが今年の目標として、小さな経済を回しつつ、健康で面白く暮らしたいな。

どうぞ新しいスペースができたソラノイエをお楽しみに!

そしてみなさんも良い一年を。


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