ソラノイエ 農村滞在型の宿 岐阜県下呂市でファームステイ【farm stay】

岐阜県下呂市の農村滞在型の宿(ゲストハウス)【ソラノイエ】でファームステイ【farm stay】

  • 予約する
  • ソラノイエ facebookページ
  • ソラノイエ Instagram
TEL 0576-20-4093
〒509-2423 岐阜県下呂市蛇之尾1345

ソラノイエ便り

農村暮らしの近況報告

ありがとう2周年!

:2020年7月16日

みなさんこんにちは。
2018年7月16日にオープンをしてから、2年が経ち、明日から3年目の営業となります。これまで訪れてくれたお客様、ワーキングホーリデーのプログラムで滞在してくれた若者たち、そして支えてくださる地域の方々、いつも気にしてくれる友人たち、本当にありがとうございます。
場所を作り、育てていくこと、人との出会いを仕事にできることをとても嬉しく思っています。

この2年間の間に、本当にいろんなことがありました。
個人で店舗運営をすることになるなんて、思ってもいなかったし、初めてのことばかりのスタートで、目の前のことにいっぱいいっぱいな日々でしたが、今はだいぶ、自分のやりたいことにフォーカスして、今やるべきことを考えていける時間があるように思っています。

2年前には、予測さえできなかった「コロナ」という世界的な事態に直面したことで、大事にしたいこと、本当にやりたいこと、必要なものと必要でないものが、よりクリアになったような気もしています。

災害についても、2年前の7月や9月にも豪雨災害はあり、近隣での土砂崩れ、通行止め、断水、停電、雨漏り、などなどの経験をすることで、自然災害の身近さや、怖さを知り、自然の中で暮らすということの意味や必要な覚悟を知りました。
なかでも「水」は本当に美しくて恐ろしい。
水の美しさは、私にとってここに暮らす最大のメリットと言っても良いほどだけれど、時に人の命を危険にする。都会の人が(私もだけど)withコロナで、というように、このあたりの人たちは「with美しくて恐ろしい水」と生きるということを昔からしているんだなと感じます。
水を守るために、山や田んぼや畑や、日々の草刈りが繋がっているんですよね。

コロナが出現して、世の中が大きく変わりつつあって、この事態を通して人間はどんな挑戦をしていくのか、ということが試されているように思います。経済成長、消費社会、やりたくないことをやってしまうこと、人の顔色を伺うこと、多数や「みんなで一緒」が良しとされること、メディア(特にテレビ)に操られること、そういうのはもう古い、という感覚がどんどん広がっている気がします。

震災の時もそうだったけど、たった2年で、こんなにも世の中は変わるんですね。私の個人としても、こんな年はないと思うほど生きることを考え、これ以上ない喪失感を味わい、それでも進まなければという大きな2年でした。後悔もあります。でも、そんな中で、今やっと思うことは、変わっていくことを受け入れて、今大事にしたいと思う人やコトをきちんと大事にできるよう日々暮らしたい、と、そう思います。そして、これまで訪れてくれた方々、そして新しく出会う方々に、大事にしたいこと、感動していることをソラノイエを通して伝えれるようになっていきたいなと思います。

では、みなさん3年目も宜しくお願い致します!

トップへ戻る